目の見えない猫との日々

私と目の見えない猫の経験が私の中で薄れないように、誰かの為になるように

目の見えない猫2。

これはその子の性格に大きく関わってくるので目が見えないとか見えるが直接関係するかどうかわかりませんが、見えない物への恐怖はすごいと思います。

新たに家族を迎える時の話しです。

 

実は数週間前ですが、職場に子猫の迷い猫が来ました…逃してあげようとしたところ工場内でパニックになりどんどん奥へ逃げてしまいました。

 

柱の奥…人間の手がギリギリ入る隙間へ逃げ隠れました。逃げ回り捕まえた時には、ダストなどで最初に見つけた時とは別の猫ほどに汚れていました。逃してあげるにしても、迷い猫として飼い主を探すにしてもこのままではあまりにかわいそう…何より舐めたりしたら身体に悪そう。一度綺麗にしてあげようと仕事終わりに自宅に連れて帰った時のことでした。

 

デールにとって自宅内は絶対のテリトリー。安全安心の場所になっていました。そこに子猫の鳴き声…シッポがボッと大きくなり、異変を感じていました。ドキドキしながらウロウロ…水を飲んでいるところ先住猫チップがいつも通りにじゃれたときでした。きっと何かに襲われたと勘違いし、家の中を逃げ回り私達にもウーシャーと威嚇。近付こうものなら逃げ回り…最終的には寝室奥に閉じこもりました。これまでに見たことない顔付きで、それは3日間続きました。

 

このような事は遅かれ早かれ何かのタイミングで起きたかもしれません。でも完全に私の配慮不足です。ものすごい恐怖だったでしょう…目が見えない状況でなんだかわからない恐怖…想像を絶します。このようなタイミングで性格も変わることもあるみたいです。そして戻らないことも…そのまま一緒に暮らせず、施設に預けた話もありました。その時私達がとった行動も記録に残そうと思います。

 

ではまた。

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